境界性人格障害(BPD)のすべて
ジェロルド・J. クライスマン
ヴォイス
2004-06-01

こんにちは。

不倫する男は、サイコパスかと言われたら、自己愛が強いくらいですかね。自分の事だけを考え、相手を片手間にし、相手に責任を迫られたら、空涙で逃げ切る不倫男、不倫女性。略奪愛まで発展するようであり、遊びと割り切れない不倫であれば、もう、これは、既に、他者を傷つけて優位に立ちたい支配欲が強いのでしょう。

ドメスティックバイオレンスを振るう男も、完全な精神病気質ではありませんが、傷つきやすく不満を溜めこむ性質があります。人格障害のひとつではありますが、彼らがそうなる理由は、後天的な理由もあります。暴力を、自分より弱いモノに、結果として振います。必ず、相手に、このバイオレンスを作ったのは、「お前が原因なんだよ。」と言われて混乱している方 もいらっしゃるかと思います。
言いがかりとは良く言ったもので、結局は、神経質な性質を、表面張力ギリギリにテンションアップで張っていて、その張力が切れると、自分より弱い人を見つけ、徹底的に叩きます。あなたが、もし、DVの被害者なら考えてください。この人たちは、思いなおそうと思う事はありません。

あなたがいなくなったら、またもっと他の弱い人を叩くでしょう。しかし、傷つきやすい性質故、いつも同情と憐れみを欲するので虚言でまた、周囲の母性本能をくすぐる事となるので しょう。しかし、深情けをかければ、あんなに、あなたを殴って謝罪したその人は、また不満を溜め、あなたを殴ります。
はたして、あなたの情けは、その人間にとっ て、プラスになったんでしょうか。
あなたは、毎度、環境に同情し、許してしまう。けれど、それが本人の為になったこと、一度もでもありますか。

あなたは、自分を殴った人間の、「言葉先」に騙されていませんか。あなたを次に殴る為の、「改心した振り」を何度見てきましたか。

さて、こういう身近なサイコパスから、逃げだす方法は、

*こういう人間が世の中にいるんだと言う認識 (相手だけ別だと思いたい気持ちも分かりますが、そういう人間がいるのだという冷静さ)
*相手と自分に距離を置く 相手に深情けしない 同情しやすい自分の性質を見直す事(適切な境界線は、心の中にも必要です)
*相手が何かしでかしそうなら、その場を即離れること (直観に逆らうな)
*常に、相手に過剰な期待を持たないこと (別れるという文句を不倫男は使いますが、成就した試しは無い、そして、治らないモノは治らない)
*相手の反応に、過剰反応をしないこと (相手のゲームに加わらない)
*相手の権威=人格が出来ていると思わないこと (肩書きは偉かろうが、独裁者も犯罪者もいる世の中です)
*自分の尊厳が侵される時は、そのまま逃げて良し
*逃げ切る時の三原則 「迷うな 振り向くな ためらうな」 
(傷ついた振りに惑わされるな、考えを改めない人は、余程のイベントがない限り、変わらない) 

ざっとドクタースタウトの本から、必要な項目だけ、書きだしてみました。
ここでも、ペック博士の邪悪と同じく、最後は逃げる事が一番です。
私たちは、同 情しやすく、人の考えに、自分の悪環境を重ねてしまいがちですが、サイコパスは、良心の呵責などありませんし、あなたの同情をひくためなら、傷ついたふりさえもし ます。全てが、目的達成のための、演技なのです。

最後は手に負えなくなったら逃げるのが一番でしょう。




PSYCHO−PASS 監視官 狡噛慎也

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