こんにちは。

先ほど、直感で傷つくのは、実は直感で予言や予知をした自分自身であるという話をしました。
あなたの心が、直感で傷つく前に、あなたにしていただきたいことは、直感があなたにもたらすマイナスに対して、「覚悟」を決めていただきたいとも、お話をしました。

直感は、人の心を不安定にします。ある程度、直感が優れている人や、直感に慣れっこになっているひと、上手にプラスもマイナスも受け取る人は、心を病みにくいのですが、それでもマイナスが大きければ、メンタルを病むことは間違いありません。

直感も霊感と同じく、五感の受け取る情報の統計を取ってあなたの経験則に照らし合わせ、「生理的危機感」があった場合、知らせてくれます。このケースが多いので、割と直感を受け取る人は、メンタルが弱くなっていきます。
プラスに受け取る楽しさを覚えていただければ、きっと苦労はないと思います。プラスは大変に楽しいです。なんせ、どこの店なら、皆が座れてあまり待たない等、お得情報を受け取ることができるからです。
また、待ちかねた荷物が届く時、あなたはそれを直感で、「来たな」と感じ取ることができます。そうなると、印鑑持つ手が、大変にウキウキします。

死神と呼ばれ、マイナスの直感ばかり受け取る人は、大声に気を取られ過ぎです。また大声のモノばかりを好んで拾おうとする性格が、結局はプラスを拾えない様に、感性を曇らせるのでしょう。

わたしもかつては、マイナスの直感ばかりが多かったのですが、それ以上に時々ご託宣をすることがあり、それは家族や色々なモノに、多大な富をもたらしました。しかし、それは、反対に自分に対して、「大きなひずみ」を受ける事となり、無理に「運命」に逆らって、「運命」が司ることを変更してはいけないのだと思うようになりました。

それでは、「運命」とは一体何なのでしょうか。

それは、きっとあなたにもわたしにも、答えが出ない、計り知れない力なのだと思います。特に、災害の時は、多くの人がその「運命」に遭うことが初めから決まっているために、それを回避できる人は、ほんの一握りです。では、「運命」に流される人はどうして、分かっていただろうに、「運命」に歯向かって行こうとしたのでしょうか。覚悟が甘かったからでしょうか。

恐らく、それは、人として情けがあり、情けの中で精一杯生きた証を残して行ったのではないかと思います。「運命」は、その人がそれまでの一生を、精いっぱい生きたので、関与したのではないでしょうか。残されて、回避して逃げられた人はどうかと言うと、きっと、残りは、「運命」に出会った人々の事を忘れないようにして欲しいという思いで、残されたのではないでしょうか。

わたしは、「運命」の隙をぬって生きています。「運命」の関与できる範囲は、しいて言えば、大きな薙刀をふるったような形です。では、薙刀が届かない様な近くにいれば、運命の司るマイナスのことを防げるのではないかと思いました。
しかし、「運命」は大変に賢いので、知力と知力の争いになります。見つかれば、大きな災いを身に受けます。

真面目に、「運命」を見る事ができる人は、その「運命」に際して、争わないことを告げると思います。それは、きっとその人の「命運」なんでしょう。その隙をぬってもぬっても、結局は、「運命」はその人を執拗に追いかけます。

それを分かって、どこまで関与できるかはわかりませんが、あなたが好んでマイナスの直感を読みたがる心理は、他人を支配したい欲望の表れだと思います。逆に、読もうと思わなくても、届けられる時は、あなたがそれをスルーできるまで続くのだと思います。

あなたは、聞いてもその情報を記憶してはいけません。もし、大きなことがあったとしても、あなたができることがなかったら、聞いて聞きっぱなしにしてください。幾らでも聞けば、幾らでも情報は流れ、あなたは精神を病んでいくことでしょう。

不安と恐怖は、あなたを逆に攻撃します。

あなたの直感は、あなたが黙ってやり過ごせないことが問題なのだと思います。不安と恐怖があまりにあるのなら、メンタルクリニックに出かけて、情報を少し遮断して休むのも一手です。長時間労働は、頭を鈍くします。適度な休息が健全な生活を生み出します。そうなるのであれば、あなたもきちんと休むことが必要だと思います。

もし、不安や恐怖で怖くて眠れないのなら、自身に負けるあなたには、病院に行くしか他にありません。

霊能者は、不安や恐怖はありません。不安や恐怖をもたらすタイプの霊能者はろくなことがありませんし、何もしていないのに、したとばかりに告げる人も問題だと思います。基本的に、霊能者には、恐怖心や不安感がないことが一番だと思います。そういう人間になりたくて、あなたは霊能者の門を叩くのでしょう。

きちんとしたやり方を教える人はいません。ただひたすらに、あなたに精神力と集中力を鍛えよと告げると思います。それでは、メンタルクリニックで貰う薬との効果には、パラドクスが生まれます。

あなたは、自身にどんなことがあっても向き合うだけの覚悟ができたら、「お薬」を減らしていけばいいのですが、中には、その不安感や焦りで、双極性障害や、統合失調症を迎える人もいます。こうなったら、きちんと、医学のメソッドに習い、寛解してください。

無理に霊能者のような達観を求める必要はありません。悩み足掻きもがく事こそ、人生の大事な単位です。かくいうわたしも、悩み足掻きもがき、PTSDに苦しみました。苦しんで人生が終わるのも、それはそれであなたが一生懸命生きた証です。終わりはありません。

霊能力はひとえに情報のコントロールがカギです。直感も同じです。振り回されるのではなく、必要なところだけ読んで使うのです。

全てには、絶対や正解はありません。