こんにちは。
ストレスと記憶力は、関係がある。
小学生の頃、記憶力があった。けれど、現在は同じようにいかなくて、もどかしく思う人には、告げたい人ことがある。
子供には、将来の不安がない。子供には、年金や家賃の心配はいらない。子供には、現時点の目の前のストレスしかない。
だから、子供と同じような記憶力では、大人の物事は片付かないんだ。
勿論、子供は目の前のことがストレスになる訳で、あなたのように、見えない未来への不安がない。最悪、学校で何かあっても、割と短いスパンで切り抜ければ、その後はその目の前のことからストレスフリーになる。
相性の合わない学校、相性の合わない教師、相性の合わないクラスメイト、でも、子供には武器がある。
「成長」である。
夏休みなんかあろうもんなら、彼らはすっかりストレスを忘れていることが多い。それでも、なおかつ毎日悩む子供がいたとしたら、そりゃ、そいつの環境を変えてやるか、考えを変えさせるために、小さな達成感を得させることで、視野を変えさせていく方がいいね。
少なくとも、子供は学期ごとに新しくなる。少なくとも、嫌な隣とは、席替えで1学期に3回位はチェンジできる。嫌なクラスメイトと一緒でも、1年である。嫌な学校なら、6年か3年で終わりである。嫌な教師であれば、そんなに時間もかからない。
だから、子供がそこで悩んでいても、子供がいずれその環境を卒業する方が、今の環境に馴染みが出るより早いんだ。
子供の体内時間にとっては、長い話だと思うと思うがね、勤続20年のおっさん、勤続30年のおばさんにしてみりゃ、大したことはない。でも、子供には長い、体内時間で訓練してこなくては、その後、大人になって長い勤務時間を乗り越えることはできない。
子供の記憶力は、不安や挫折感が少ない分、伸びる。そうでもしないと、同じだけ勉強してくる人間とは対等に戦えない。
大人のあなたは、不安や恐れや挫折感で身構えている。身構えていたら、睡眠もよく取れないだろう。いい質の睡眠を取るのは大切なことだし、睡眠不足 程、情けない仕事をしてのける。失敗を防ぎたかったら、睡眠を確保することが凄く大事だ。しかも、己のストレスに負けない体を作る為にも、睡眠は凄く大事 なのである。
それが、年を取ると、体が動かなくなってきて、急にあれこれ不安に思うことも多いだろう。だけれど、それに囚われていると、記憶力は減るばかりである。
あなたには、不安な老後もある。不安な付き合いもある。不安なこと、大人ならたくさん抱えて、担いで走っていく。だから、大人は経験と言う先入観で 楽に仕事をしたいと考えだすんだろう。ずっと、最前線で、新しいことを考えて考え付きながら、走っていける人は凄く少ない。新しい事は、体力も勿論いるか らこそ、大人はそこを小賢しい「経験則」で何とかしようとする。
この経験則が、記憶を弱くする。
経験則で、新しい記憶の入る隙を阻害する人は凄く多い。経験則は人を傲慢にして、記憶を奪う。そうなると、なんでも少ない経験の中で当てはめて考える癖をつけると、記憶なんて新しくは、入ってこない。
記憶を増やしたい時には、休むときは休むことだ。ストレスをなくし、記憶を増やすために、休もうと思えなくては、負けてしまうだろう。
習った事、今までに出てきたことだけで、勝負できない時が、必ずどこかに存在するからこそ、良く休んでよく眠れて、良く動く、そういう健全な精神は、いつも必要だと思う。
朋
(基本的に、アメリカではファーストチョイスとして、眠れない時は抗ヒスタミンを飲むという習慣があります。ですが、大変後味の悪い朝を迎えるという一言を付け加えるのを忘れません。日本では、終始花粉症気味で、当たり前になる抗ヒスタミンですが、古い世代ほどよく眠れます。)(眠れる努力をするより、ストレスマネジメントをしたら眠れたという点もあり、寝つきが悪い時には、逆に頭をからっぽにする時間を自分に作るべきだと思います)。