こんにちは。
ガセネタもガセネタな話ですが、話す人が、どういうステータスになっていると、そのガセネタが信用されるのかといういい教訓があるので、ちょっとお話ししておきますね。
誰もが知っている企業で働く方に、ちょっとインタビューしたんです。
その方は、結構な会社を渡っていて、割と知名度の高い会社を渡っているほか、管理職なので、ほんのちょっとしたいじわるではなく、誰でも知っているでしょ?程度なノリで、話をしたんです。
そしたら、かなりトンデモない話をされたんですね。
わたしの好きなミラーマンこと植草さんですが、植草さんが、「実は総務省大臣になる予定だった。」という話を平然とされるんですよ。
それで、わたしも、あまりにその方が熱弁をふるって、あなたは知らないことがおかしいような口調で話をするので、どこのソースなのか、尋ねたんですね。そしたら、ソース元は明かせないけれど、確かな情報ですから、信じてくださいとのこと。
うーん。
しょうがないんで、わたしも、わたしのソース元に電話して聞いてみたんですけれど、そんな予定があったこともないし、そもそも、誰も相手にしてないし、そもそも、あれだけ世間を騒がせた人が、何故大臣になる予定なのかと豪語するのか、笑われて終わりだったんですね。
前も、確か、「政財界のご指南役になる」とか言って消えた霊能者が、復活してきているんですが、政財界のご指南役ねぇ。大きな嘘ですよね。霊能者や占い師は、この手のネタ好きですね。ホント。
誰の?どなたの?あなたのお話、そんなにありがたいんでしょうか。嘘つくのは、女口説くときに年齢をごまかす程度にしてとは、思いましたがね。
社会的ステータスや、ある程度知名度を得た人が、流すデマって、比較的「信頼度」がステータスで強化されるので、嘘かどうか確かめることさえ、しな くなる人多いです。本を出版している出版社に寄るステータスでも、強化されるので、昔、ブログが流行ってた頃、そのステータスで売ろうとしている霊能者や占い師が沢山いま した。
でも、デマはデマです。
真実は、それじゃどうなのかとなると、真実は、民衆のジャッジメント(あり方)によるのだと思うのですよ。
その人の肩書や、ステータスによって、「メクラ」で信じてちゃダメです。あなたのジャッジメントが正しいかどうかは、誰が、どう責任を取るべきなん でしょうか。あなたが「愚かな民衆」に成り下がるのか、それとも、格差を乗り越えて、愚かな政治家に操られない「利発な民衆」と化すのかは、あなたが決め ること。その選択は、あなたが責任を取ることになるのです。
あなたが、騙されていることを尊ぶなら、死ぬ瞬間まで、だまされ続けなさい。
もし、騙されていることがお嫌なら、死ぬ瞬間まで、自分の目で確かめなさい。
信頼性を強化する為の社会的ステータスですが、デマ平然と言ってのける人が、誰も知っている会社の管理職だと知ったとき、衝撃走りましたね。あんまり変なこと言わせておくと、その会社のイメージダウンに繋がりますからね。
社会的ステータスを得たとき、人は、それを守ろうとして、逆に、デマを流さないようにすると思うんですがね。恐らく、その方は、分かっていないんだと思うというか、何かで、「自身には強力なバックアップがいる」という誇示をしたかったのかもしれません。
まぁ、実際、蓋開けてみないと分からないこと多いですよ。
でもね。真実を知りたいと思うのなら、少なくとも、「確かな情報」ってだけで話をしている人や、肩書だけで、「誰もが見てわかる嘘をつく」人を見切る目は養ったほうがいいですよ。
わたしも、いいネタができたと思ってその場では否定せず、場を辞退したのですが、馬鹿馬鹿しいですね。
そんな話を今、思い出しました。
朋
後日追記ですが、この方の情報では、半沢直樹次回作は、映画になるという話だったんです。わたしは、映画にしないと思っていたんですけれどね。なん でかって?こんな視聴率が取れるもの、テレビ関係が離すわけないじゃないですか。って結局、テレビで次回作になったそうですね。
でも、結局、主役が難航し、現時点もいつ放映か分からないですよね。
「絶対信じて」。って言われても、信じませんよ。
(わたしは、この著者、凄く嫌いです。わたしが患者だったら、医者としてお願いしないですね。カルテに、先祖供養で良くなったと書く医者さえも、嫌いですからね。)