こんばんは。

 

ご褒美で、そのとき出せる最高額を注ぎ込んで手に入れるジュエリーを、清水の舞台から飛んだつもりの買い物なので、清水ジュエリーと呼ぶらしい。

反対に、同じジュエリーでも、パワーストーンとして、人生のどんでん返しを狙って購入するジュエリーは、

 

「崖っぷちジュエリー」と呼ぶにふさわしい。

 

官公庁オークションに、出ているダイヤモンドは、0.35キャラのDカラー、SI-2のトリプルエクセレント。

恐らく、ハートアンドキューピッドだと思う。蛍光性あり。

 

ケースは、クタクタ感があるらしく、恐らく、当人は仕立てる財力がなくて、ルースケースで常時所持してたんだろう。

 

自治体は、35万が希望価格で、3万5000円からスタートなんだけれど、その最低価格何気に高いわ。

クラフトマンなら、同様以上のVSクラスを4万でバージンダイヤモンドを提供できる。

でも、よく考えると、大体、お買い求め頂くお値段に比例して、人はステータスや、扱いを大事にするのが、ブランド、高級品商売なので、安けりゃいいってもんでもない。高級品は、心のご褒美で、原価なんか、数千円以下である。

 

これら、ネットショップに出回って、いつか枠でもついて売られるのだろう。

 

ご利益を願って、四六時中持ってた割に、差し押さえの競売物件になるとは、どういう石なんだろう。そんなだったら、1万程度で、作家のブレスレットでも買ったほうがマシか?どうなんだ。

 

でも、清水ジュエリーは、基本は、頑張った自分へのご褒美ジュエリーである。崖っぷちジュエリーは、頑張れない人の心の支えになろうとして買う、まさに神頼みジュエリーでもある。

 

崖っぷちジュエリーは、結局はこんなか、売り飛ばされるんだけど、0.4以下じゃ、どうにもね。でも、勝つかどうか分からない勝負に、先に役に立たない巨額な投資をするのは、いかがなものかな。

投資って、勝つことに因果的に結びつかないものは、認められないの。引き寄せとか、運を支配とか、笑っちゃうよ。我々に出来るのは、運命の隙間を見ることだけでしょう。運命は、決まってないことばかりだし。

 

しかも、これは、カテゴリが、メンズジュエリー。笑

 

男の太い指に、0.35って慎ましいだろう。893さんなら、きっと違うだろう。

呪術的ジュエリーは、わたしもよく作るから、詳しいけれど、こういうものではない。

正直に言えば、崖っぷちは、崖っぷちになる理由がある。

そこから、考えを変えて、神頼み崖っぷちジュエリーを作るんじゃなくて、厳しい条件を自分に課して、クリアできていったら、購入する清水ジュエリーのほうが気持ちが清々しい。

 

ジュエリーは、あなたの頑張りを彩るものだと、わたしは思うし、大事にしてる。

 


 

崖っぷちネットワークビジネスの真実
ロバート・S. コンリー
幻冬舎メディアコンサルティング
2009-11






40歳からの崖っぷち求職術
砂山 擴三郎
ダイヤモンド社
2009-11-28