こんばんは。
その2をランチで書いていて、その1を帰宅して書いたので、「ですます」が、違うことは予めご了承ください。2014年の出来事です。
わたしは、死霊とか妖怪とか、生き霊とかなんでも上げるタイプですが、元人間だった人達は割りと楽なんです。アジア近辺にいる「鬼」と書いて「グアイ」と呼ぶみたいなもの達に関しては、苦手です。
7年以上前に一回手を染めて、痛い目に遭い、その時、もう二度とやりません位の、宣言をして事なきを得る状態だったんです。あの時は、ホント痛い目に遭いました。もう、人が精神崩壊するのを見て、ドン引きしましたしね。
でも、その後、やらないとか言いつつ、割りと、嫌だとか数年後腕を上げて挑むという癖がありまして。
文字通り「やらないか」ですわ。
やり方は、基本的に、触って取ることを得意とするので、身に落とすんです。
他の教祖さん達は、人に落として取り払うのですが、わたしはどうもねぇ。手で触ってみないと気が済まないのですよ。
それぞれ、身体で反応する部位が違うので、分かるのですが、通常は危険なので絶対このやり方を勧めないはずです。それぞれ、人形(ヒトガタ)に落としたり、色々します。いわゆる身代わりですね。
ところが、触って見ないと納得しないので、わたしは触り、自身へ落とします。
落とした感じで、死因が分かったり、妖怪とか、精霊とか、分かる訳ですが、まあ、真っ黒なうじゃうじゃした奴が、はなから真っ当に対応してくれる訳もなく、結局、落としてみるんですね。
今回、その1で経緯を書きましたが、土曜の夜遅く訪ねて来られた方がいて、まあ、鬼だなとは思ったんです。明日でもいいですか?と聞いてみると、明日出立で、今夜どうしてもと言う無茶ぶり。わたしは、既に出掛けていて、疲れ気味。
フライト前のひと祓い。なんか有難くないのですが、その方の奥様が、ご亭主を連れて、ウチの主人を説き伏せて待っていたワケですよ。
それで、見て、後ろについてるものが、「ぐじゃぐじゃ」してたのですが、どこかで見覚えがあるのですよ。
昔、確か、もうやりませーん位の宣言をした感じのものです。結構強いし、影響力は強いし、持ってりゃ、あんまりいい事ありません。恐らく、その当人は、どんどん不安感が増したと思うんですよね。
まぁ、不安感が増すような冗談じゃないことが多く、その人の身にありましてね。普通なら、こう言う飛び込みは、放って置くんですが、放って置けない冗談じゃなさで。事象の発生確率 が、低過ぎるのに、当たり過ぎるんですよ。
それで、まぁ、嫌なんですが、若くもないおっさんからダイレクトに我が身に落としたんですね。不倫したと思われても仕方ない落とし方じゃないんで、恐縮ですが、ベッドを共にするとか、そんな落とし方じゃないです。ただ、落とせば、半端なく、自身がきついです。厨二病拗らせてる人にも、決してオススメしませんよ。
まぁ、取った瞬間、「グアイ」と叫んでいたので、鬼ではないかと思ったのですわ。しかも、グアイっていう発音は、中国語だと思うんですよね。中華圏か、東南アジアか分からないんですが、そんな所ではないかと。わたしが一番苦手とする地域ですわ。
実は、亜熱帯、熱帯性へんてこりんが苦手で、赤道近辺になれば、なる程苦手で、 メキシコとか、チリとか、キツイですわ。
まぁ、それで、一旦面倒なので、取って自分の身に落としていたんですが、それがねぇ、この手を身に落とすと必ず翌日熱が出るんです。
高熱です。
なので、好んでやりたくないんです。それで、熱もそんなに長くは続かないのですが、挙動不審の前触れが5時間。その後、1時間で、急激に上がって、終わり。
インフルエンザの時期なので、勘違いしやすいんですが、鬼は、喉も腫れないし、熱だけなんですよ。鼻水も出ないし、熱だけ。風邪でもない。
だから、
通常、わけわからない高熱が出るときは、家の人には、自家中毒みたいなもんだと話はしてあります。
主人は、こういう仕事をするわたしが、体を壊しながらやるのは好みではないので、当然ながら、主人の斡旋は、あまりありません。でも、あんまり上手に鬼が取れる人少ないんですよ。
かくいうわたしも、嫌がって逃げるくらいなので(苦笑)。
それで、そもそも、その持ってきた人にどうして、朋がCCさんの嫁さんだと思ったんだと聞いてみたら、朋の旧姓に心当たりがあったというんですね。
わたしの旧姓が以前、鬼封じをしてた一族だと言うんですよ。だから、朋という霊能者にピンと来て、CCさんの嫁さんの旧姓を調べたら、その名前で、それで突撃したということだったんですね。
めちゃめちゃ、わたしの不興は買いましたが、まぁ、誰か、わたしの友人が、告げ口したところでもあるんじゃないでしょうか。ひとんちの蔵の整理は、もう手伝わないぞと、そんな思いもありましたがね。
ところで、わたしの旧姓は、あまりみかけない名前なのですが、鬼封じをしてたという一族だとは思えないんですよ。そもそもが、理系で、どこかの大学
で必ず教授か、准教授になっているので、そこの一族じゃないと思ってたんです。
どこで、そんな話に勘違いとなったのかはわかりませんが、結局、日曜日のわたしは、39度まで熱が上がり、家族
に、「インフルじゃねーぞインフルじゃねーぞ」と叫んで、結局、1時間で祭りが終わってしまい、無事、節分を迎えました。
鬼、どこかへおいてこなくてはいけないんですが、(わたしの身体に落としてくと、わたしが困る)わたしに、鬼を返しに行けるような旅、プリーズ。
気が付くと、2014年節分。
鬼をあんまり追い出すと、鬼も行き場を失って、困るかもしれませんが、どうなんですかね。
暦では明日から立春ですね。
朋
ところで、「出張後必ずお礼に伺います」って、絶対、「嫌」。
わたし、そういうのが嫌で、頼まれてもあまり引き受けないです。
この間も、幽霊物件ですってのがあって、どうしましょうと面と向かって言われ、「幽霊がいたっていいじゃないですか」と答えるくらいなので、実際は、あまり期待しないでください。
好きなことしかしたくない人なので、期待過剰は禁物です。
母に、鬼封じの一族かどうか尋ねてみましたが、記憶にないそうです。あったら、ビッくらポンだわ。
しかしですね。これが、大変なことの始まりで、現在も、経過観察中の大出来事になっていくのです。そして、わたしの行き先も、変更になります。大幅に人生設計が狂う事件の発端でした。
瞳はぁ、ダイヤモンドぉぉぉぉってか、この先ダイヤモンドが大きな意味を成します。